おもちの歴史

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冬限定でお風呂が大好きなごまぞうです。

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あっという間に2018年が終わり、2019年が始まりましたね。

新年明けてみなさんは最初に何を食べましたか?

おせち料理やお雑煮を最初に食べた方も多いと思います。

今回はお店紹介をお休みして、お正月特有の食べ物の中から、「おもち」の歴史について書きたいと思います。

★おもちの歴史★

日本はお米を食べる文化が昔からあったため、おもちの歴史も古いです。

約6世紀頃に蒸し器が開発され、料理の幅が広がったのですが、その頃からおもちを作るようになったという説があります。

時代は進んで平安時代になると、朝廷で推奨されたことによりおもちを食べる文化は大きく発展していきました。

この頃の文化が現在でも受け継がれ、ハレの日の行事には欠かせない縁起物の食材となりました。

全国的にお正月におもちを食べるようになったのは、平安時代のおかげなのかも。

約6世紀に開発された蒸し器を使う文化は、東日本の方が進んでいたのですが、お正月におもちを食べる文化は西日本よりも東日本の方が発展は遅かったそうです。

この東西の差は、西は水田稲作が主流だったのに対し、東は焼畑が主流であったという、農作物の生産方法の違いに起因するようです。

現在でも、丸いおもちや四角いおもちなど、地域によっておもちの文化は異なります。

大鏡という昔の書物には、皇子が誕生してから50日後におもちの味を覚えさせたことが記録されています。

貴族や皇族の方々もおもち好きだったということです…!

吾妻鑑という書物には、三色餅という、黒・赤・白の三色のおもちについて書かれています。

この書物は12世紀のものなので、12世紀末の時点で白色以外の色のついたおもちが作られていた事が分かります。

さらに、これらのおもちを重ねる描写もあります。

鏡餅のように、おもちを重ねるという行いは鎌倉時代からだという説があります。

中国にも「餅」という漢字がありますが、この「餅」は日本のおもちとはちょっと違います。

「餅」はピンと発音し、主に小麦粉から作る麺などの粉料理全般を指します。

小麦以外のヒエ、アワ、コメなどの粉から作るものは「餌(アル)」と呼ばれています。

日本のおもちは、「餈(ツー)」という食材に相当します。

韓国などの東アジアでも、おもちのような食べ物が特別な日に食べられているそうです。

というわけで、今回はおもちの歴史について書いてみました。

たまには真面目に、豆知識になるような記事も書いていこうかと思います!

それでは次回もお楽しみにー!

ごまぞう


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